四国足摺岬  97.4.27〜4.29

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 97年ゴールデンウィークに四国を訪ねました。今回は、親友のO氏とはるか九州 を望む佐田岬・宇和海を望みながら南下して足摺岬を回り、四国の西半分をほぼ周回 しました。

4月27日

 久世を朝7時に出発。落合ICから高速に入る。3月に開通したばかりの岡山自動 車道を通り、途中高梁SAで小休止する。ここでは”中四さん海チケット”なるものを購入する。このチケットは、周遊型の高速道路割引券で、鳥取・岡山県から四国地域の往復(瀬戸大橋含む)と、四国内で4回、米子道・岡山道・瀬戸中央道内で4回高速道路が利用できる。普通車で1万8千円也!これでも瀬戸大橋を渡り、松山、高知まで行けるのだから安いものだ。 瀬戸大橋へは約1時間で到着。今日は先を急ぐので瀬戸大橋は素通りだ・ ・ ・。 伊予西条9時通過。ここまで2時間!ひと昔前までは4〜5時間かかっていたのに瀬戸大橋のおかげで早くなったものだ。松山道石鎚山SAで2回目の小休止。ここでこれからの予定を立てる。何せ、計画していたのは夕方6時に佐田岬の三崎港の旅館へ着くという事だけなのだから。結局松山道を伊予小松ICで降り、今治を経由して来島海峡大橋を見物した後、海岸に沿って佐田岬に向かう事にした。今治市の来島大橋展望台からは、3連続つり橋の来島海峡大橋がよく見える。展望台を後にして、今度は、一般道をひたすら西進し、佐田岬を目指す。途中“道の駅ふたみ”で小休憩。この辺りまで来ると交通量も減り、絶好のドライブコースだ。 ただ隣にかわいい彼女がいないのがさびしいだけだ。午後4時佐田岬到着。小雨少々のあいにくの天気だが沖合に九州がはっきりと見える。九州佐賀関行きのフェリーも見える。ほんとに九州が手にとどくようだ。今日は三崎港近くの旅館に投宿する。

来島海峡大橋 佐田岬
              

4月28日

 朝9時三崎出発。昨夜の夕食は魚介類がたくさんでうまかった。今日は足摺岬へ向かう。国道193号線通称メロディーラインは靄の中だ。1時間ほどで八幡浜到着。国道56号線を南下し、宇和島方面へ向かう。 宇和島へは11頃着いた。ここで、ふと九州宮崎のFM局が聞けるかという話題になった。ところが周波数が判らない。本屋で立ち読みしても判らない。どうしたら判るだろう???。そこで思い付いたのがNTTへ行ってインターネットで検索する事だ。幸い今日は平日でNTTも開いている。パソコンを操作する事数分…。目指す情報は得られた。FM宮崎、周波数83.2MHz。再び国道56号を進む。FM宮崎はかすかに入っている。 途中南楽園で小休止。ここの庭園はよく整備されている。菖蒲が見頃だった。次は津島町にある“横浦“という所を訪ねる。津島町横浦は、小さな入り江の奥にある漁村であった。ここまでの交通はバスが日に数便宇和島から出ていた。横浦を後に更に国道を南下し、足摺岬を目指す。FM宮崎もよく入るようになった。天気は晴れ、まるで日南海岸をドライブしているような気分だ。足摺岬4時前到着。早速まわりを散策する。海に突出た岬の上に白 亜の灯台がとても映えている。金剛福寺、白山洞門を見た後、足摺岬を後にする。今日は宿毛市の秋沢ホテルに投宿する。このホテルはインターネットのホームページで発見し、オンライン予約したものだ。料金の割に部屋が広い。昨日の3倍はあろうか?料理も魚介類を中心に豪華だ。

 
南楽園津島町横浦

足摺岬夕日が美しい(宇和海)

4月29日

 今日は四万十川に沿って走る。佐田の沈下橋で小休止。四万十川の悠々とした流れに時間を忘れる。川の下流だとゆうのに水がとっても澄んでいる。四万十川をさかのぼって次は、江川崎付近で小休止する。ここで予土線を走る列車を川をバックに写真撮影。川ではカヌーの集団が練習している。江川崎から国道を窪川に向かって進む。途中JR土讃線と予土線の分岐点で列車の写真撮影をする。ループ線を降りる特急列車が一望できた。窪川で国道56号線を高知に向かって走る。須崎で黒潮ラインへ進路を取る。太平洋を望みながらのドライブは快適だ。午後4時桂浜を通過。午後5時南国市の“はらたいらとオルゴール館”到着。館内は様々なオルゴールの音色につつまれていた。オルゴール館を後にして、さあ、後は帰るだけだ。高知道南国ICから一路久世ICを目指す。瀬戸大橋の夜景が印象的だった。


清流 四万十川ループ線を行く
瀬戸大橋

四国足摺岬編  終わり


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