永遠なる紅い月
太陽は好き。でも月はもっと好き。満月も好き。でも・・・紅い、血の様に紅い月は嫌い。遠い昔に見た、あの忘れた日の光景に似てる気がするから・・・失った大切な人とかぶるから・・・
「・・・・・・はあっ」
ため息を吐きながらただ一人夜空を見上げる。空は少し霞がかかっている様な感じ。そして神々しく輝いている月は今日は紅い満月をしていた・・・。
声も出さず少し肌寒い夜空を見つめる。
紅い月は怖い・・・何故だろう?紅い夕日は旨そうなのに・・・
「・・・何やってんだテメー?」
不意に背中から声がかかる。別室で寝ているはずの三蔵が突然訪問してきたようだ。
「何って・・・?三蔵こそ急にどうしたんだよ?」
「・・・五月蠅いんだよ。テメーが呼ぶから」
「オレが?オレ別に呼んでねーけど?」
一人で夜空を見つめていただけ。ただそれだけ・・・。
「・・・泣いてンだよ」
「・・・?誰が?オレ泣いてねーよ?」
「五月蠅いんだよ・・・」
そう言って三蔵は女性の様な華奢な身体で悟空を抱きしめた。でも男性特有の骨張ったゴツゴツとした身体。
「・・・あったかい」
「テメーの身体が冷えすぎてんだよ」
悟空は紅い月の出てる日は決まって夜空を見上げている。そして声にならない声でオレを呼び続ける・・・まるで泣いてる様に・・・
「・・・いつまで呼び続ける」
「・・・・・・?」
オレを呼んでるようでいて、オレではない別のヤツを求める声・・・
「さんぞぉ・・・?」
「忘れちまえ・・・」
悟空が何を求めているのか解らない・・・500年前の記憶だけが悟空を縛りつける。
「・・・オレ、解んねーけどずっと三蔵と一緒にいたい」
「・・・・・離さねーよ」
この世界が滅んでも、紅い月に支配されようとも・・・離れない。
「・・・永遠に一緒だ」
暗闇は怖い・・・でも明けない夜はない・・・月の光さえあればイイ
何処マデモ君ト一緒に・・・堕チレバイイ
・・・恋い焦がれた紅い月はもういないから
Fin ・・・久々に(?)やってしもーた(滝汗)。三×空。空×三じゃなくて三×空(に見えなくても)。
タイトル「永遠なる紅い月(とわなるあかいつき)」と読みます。
私には珍しくシリアス系・・・(なのか?)。
シリアスってムズイですね。私は根っからのお笑い芸人(←不本意)なので(笑)。つーか『芸人』って一体・・・?(笑)
でも基本は『ラブ』ですか・・・。(苦笑)
つーか三ちゃんが三ちゃんじゃない?!違う人格!?偽物!!?(爆笑)
紅い月=血に染まった金蝉。って感じなんスけど。
って云うか短ッ!!!
今年は十五夜が遅い様な気がするのは気のせい?!
悟空「あっー!それオレがとっといた団子!!」
悟浄「いつテメーのって決まったんだ?《ムグムグ》」
悟空「返せよーッ!!」
八戒「まあまあ・・・まだお団子ありますから」
三蔵「3秒以内に黙らねーと殺すぞ?《ガチャリ》」
悟空&悟浄「「・・・ハーイ♪(汗)」」
月見より団子?きっと三蔵は酒持って月見してるんでしょうね。
↑所詮シリアスになりきれない自分・・・。(涙)
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