実行するには、どの機器も一長一短でした。そんなfujiがPalmとの 出会い('98-09)から'99-07までの経緯を綴る「ぱ〜む・だいありい」の PalmPilotPro編です。 |
今まではモバイル機器として「IBM PalmTop PC110」や「MobileGear for DoCoMo」を 使用していました。出張や旅行など時に通信ができれば良かったのですが、 買い物メモや日常の生活に密着するには不満もありました。 「どこでも一緒」を実行するには少しずつ大きかったのです。
できれば、「買い物などに行くときにははカバンを持ちたくない」と言う思いから ポケットに入るPDAを探していました。
折しもPalm3が発売され、J-OSもJ-OS3が発売されてから、数ヶ月がたっていたと思います。モバイル系の雑誌ではPalm3とJ-OS3のレビューが乗っていました。
量販店などで、ZOURUSやPCWizをさわっても見ましたが、「ろ」と「3」、「ち」と「5」などでご認識が多くfujiには使えそうもありません。 (fujiはくせ字と言うか字がきたないのです。そういうわけでアナログな手帳も好きではありませんでした。)
fujiにあったPDAはないかと考えていた時に、雑誌にでていたPalm3か1世代前のPalmPilotが気になってきたのです。増しては英語版しかなく日本語化しなくてはいけないというところがマニアックでたまりません。
(fujiは環境設定フェチというウワサもあります。)ニフティやインターネットでの情報収集もこのときから始めました。こうなると 物欲が胸のうちからムラムラとしてきて押さえることができません。
が、その時、fujiはそれまでの散財がたたり、金穴だったのです。
いつのようにニフティを巡回していました。そしていつもの様に「売ります・買います」のBBSもチェックしていました。(これまでにも、このBBSでモバイル機器や周辺機器を数々Getしてきていました。)
ある日、そこには「PalmPilot(1M)を\22,000で譲ります。」とあります。 Palm3を購入したので、PalmPilotを手放すそうです。しかし、「J-OS PRO2.0」は Palm3で使用しますとあります。
当然、メールで購入の意志がある事を送りました。何度かのメールでもやりとりのあと、金額を振り込み、「発送しました」のメールを受け取りました。
後は2,3日まてば、到着するハズです。
ついに、ついに到着しました。すぐに箱を開けてみます。
あこがれのPalmPilotが入っています。クレードルも、CD-ROMも。何はさておき、電源をいれています。雑誌やWEBで見慣れた画面がでてきました。
おや?、memopadに日本語が表示されている。そうです、送り主がJ-OS1.9を入れておいてくれたのです。これで、J-OSIII購入までの間も日本語が使えます。
シルクボタンの「APPLICATIONS」を押してみます。そこには「J-INFO」もインストールされてあります。
あ、ありがとう!と思わずにはいられませんでした。
その日のうちに売っていただいた方にお礼のメールをいれたのは言うまでもありません。
J-OS1.9はそれなりに使えていたのですが、より日本語化されるJ-OS3が欲しくてたまりません。そうです、買いました。J-OSIII、、PocketNote、\780のソフトケース(名称、失念->マルチケース CWP-4520)、保護シート()、HotSync Cable、WriteRights です。
J-OSIIIは標準アプリもローカライザーにより日本語化され、インライン変換が可能になっています。(・・・感謝、我らが山田さん (__) )
この当時、書籍も購入しました。「World of Pilot」、「PalmPilotナビゲーションブック」(合ってるかな名称?、後で調べよっと)です。 しかし、すぐに「World of PalmIII」、「PalmPilotナビゲーションブック2」(これも合ってるかな名称?、後で調べよっと)が出たので、これもすぐに購入しました。
メモは標準の「MemoPad」とインクワープロの「PocketNote」。スケジューラは主に「Datebk3」を使用しています。
1日表示でスケジュールとTodoが同時に表示され、また、週間表示も出来、
非常に便利です。
月表示、週表示には「DateBookPlus」も使用します。
カレンダーの中に文でのスケジュールが表示されます。スケジュールが視覚的に把握しやすくなります。
「Datebk3」と「DateBookPlus」の切り替えには「SwitchHack」を使用するとワンアクションで切り替えられます。Todoの機能拡張として「Redo」を使用しています。
雑誌の販売日などの繰り返しのTodo項目は「Redo」に登録しておくと
自動的にTodoに設定してくれます。
時刻表には「DATrainTime」をつかいます。
データは自分で作成しなければなりませんが、インターネットの時刻表関係の
ホームページから作成すれば、それほど手をかけずにデータは作成できます。
あとはランチャーに「LauncherIII」、「DAL」と、
「DAL」と「SwitchHack」に必要な「HackMaster」を使用しています。
会社に出勤して、PILOTをカバンから取り出そうとしたら、PILOTが思わずポロリと床に落下...(**;
急いで電源をいれみるが、何も表示されない。
リセットしてみるとバックライトが点灯したままになってしまった。
途方に暮れてPILOTをよく見るとメモリボードのふたがずれている。で、とりあえず中を 見るとメモリボードがずれているでないか。
メモリボードを良く差し込み、電源をいれると見なれた「Hack Master」の設定画面が表示されている。
「ドキッ」として「ほーっ」とした朝の出来事でした。
本当に壊れなくて良かった。
東京に出張だったので「秋葉詣で」!。「イケSHOP」でついに「Palm 2M Updateメモリ」を購入しました。
本当は「SuperPilot8M」が欲しかったのですが金銭的に断念しました。
まー、形が違うけど中身は「PalmIII」になる(赤外線もついてるし)ので妥協しました。
帰宅後に、アップデートするぞ!
「WoakPad日本語版」はかなり興味を持っていた人が多かったみたいです。
数時間の内に3台は売れていたのではないでしょうか。
「Palm 2M Updateメモリ」を装着してみました。でも、2Mなんかあっという間に
使ってしまいますね。うれしくてtrainの全国データや秋葉MAP、datebk3などの巨大アプリやデータをインストールしたのが原因です。
やはり、フラッシュにJ-OSを焼こうかな。
(今なら「FlashPRO」がベストですね。以前はFlashBasterで焼いていたみたいですが)
それと、「Databook+」が使用出来なくなったのが残念です。
PalmOS3では不安定になると言う事なので、やはりと言う感じですね。
早速、「FlashPRO」を購入しました。
で、マニュアルを読まずにインストールをすると、途中でエラーになり、しまいにはRAM->flashに移動中にリブートがかかり、立ち上がらなくなってしまいました。 (ToT)
ソフトリセットしてもダメです。「Palm 2M Updateメモリ」が無駄になったのか?
復旧しようと悪戦苦闘していたところ、藁にもすがる思いでマニュアルを見るとマニュアルにありました。
原因はHACKをdisableにせずにhackアプリをフラッシュに焼こうとしたからです。
(マニュアルにはまず、目を通さなければいけませんね!)
まずはージアップボタンを押したまま、もう一度リセット。
それでもだめな場合はMemoPadボタンを押しながらリセット。
「HitThe Todo button to reformat fulash」と表示されるたので
ToDoボタンを押すと、フラッシュをフォーマットし、Palmをリセットしました。
今度は起動しました。が...
appriのシルクボタンを押すとエラーになります。ここでとりあえず、HotSyncすると復旧しました。(なんだかな〜)
なんとか復旧してJ-OSIIIをflashに焼くことができました。
ただ、ローカライザーなどがRAMにも出来てしまうのはなんでしょうか?
もしかしたらhotsync時にDESKTOPから流れてくるのかも...
そのうちに調べよう
「Palm2M updateメモリ」を購入したので、メモリ2M+フラッシュ2Mという構成になったので導入できるPalmwareも増えました。 基本的にはJ-OSIII+真辞書+大字ゴシック Datebk3, Redo, J-Info, PEM-J, DB Explorer, Atool, MeDoc, AkibaMap J-DOC Reader, Train, TinyVewer, NeoNote99, EVPlugBase-J, Drug&Drop MultiClipHack, POP!, App/DA Launcher, UserDictTool, DATrainTime CalCal, DAMemoPad, などJ-OSIII、真辞書、大字ゴシック、J-Infoがフラッシュに鎮座してしています。
この頃、特にはまっていたのが「Piloweb」です。「Piloweb」はWindows上でwebを巡回してページを設定している切り出し文字で切り出してDOC文書に変換してインストール予約までしてくれます。これをHotSyncしてDOC文書をインストールすると巡回したサイトをPalmPilotのJ-DOC ReaderやMeDOCで読むことが出来ます。
この頃、IBMのある方が「社内販売でWorkPadを購入したけど、書籍やWorkPadの情報サイトを教えてくれないか?」と言われ、J-DOC Readerで「Muchy's Palmware Review!」を見せてあげたら、「そんな事が出来るの?」とビックリしていました。 (フフフッ、自慢モード) 「Palm/WPJのオンライン・ソフトをスクリーン・ショット付きでレビューしているし、レビューがとても分かりやすいから、「Muchy's Palmware Review!」を一度見た方はイイですよ。」と教えてあげると、「今晩にでも見て、いろいろ試してみる。」と言っていました。
彼は早速、ポストイットに控えようとするので「WorkPadに書かなきゃ!」と fujiが言うと「WorkPadは今日は忘れたから……」。 (オイオイ(^^; )
翌日、メールで書籍名と出版社、数サイトのurlを送ってあげました。(どんなPalmWareをいれたのだろう。教えてもらってないな〜)
IBMシステム研究会 岡山ユーザー研究会にて日本IBM株式会社 パーソナルシステム事業部 堀田 一芙氏の「21世紀のビジネスPCのあり方」と言う講演がありました。
最新のTP570にWPJをつないでのプレゼンで非常にスマートで効果的でした。
驚いたのはWPJからPowerPointを動かしていたのです。もちろん、WPJに原稿が入っており、時々、WPJを見ては説明し、WPJでPowerPointを操作すると言うプレゼン方法には洗練された物を感じます。
(演題でノートPCにかじり付いたりしない。ケーブルの許す限りは動きながら操作も出来る)
電池が途中で無くなったのはご愛敬か..
雑誌やネット上での情報通り、話術が巧みで温和そうな人となりだったのが印象に残りました。この世界では有名な方の講演を片田舎で直に見られたは非常に幸運でした。
東京でにWorkPadC3の発表記者会見の風景がこちらにあります。
日本IBM、アルミダイキャストボディーのWorkPad日本語版新モデル『IBM WorkPad c3』を発売(ASCII24)
IBMがPalmを採用した理由につてはこんな内容でした。
国内ではなく、世界的なシェア、オープンな設計思想、 決め手はケニアのバードウォッチングならぬ、 アニマルウォチングでPalmを使用しており、 簡単なペン操作でカウントしており、約2ヶ月後に クレードルでPCに送り、集計していたのを見て、 簡単、長持ち(電池)、軽量コンパクトな利点に惹かれた。 もちろん、世界的なシェアの中で東アジアがポッカリを 空白だった。入力デバイスについては
「キーボード->マウス->音声(ViaVoiseの事ね)->ペン」と変遷している。
21世紀のPCは目(CrossPadやデジカメ)を持ち、耳(もちろん、ViaVoiseの事ね)を
持ち、口(?)を持つという説明をしていた。
WorkPadについてはこんな表現をしていました。
PCサーバー = ダンプ デスクトップPC = セダン ノートPC = スポーツカー WindowsCE機 = バイク Palm/WPJ = 自転車ダンプ〜バイクは同じ方法(操作)で大きさを変えただけだそうだ。
何となく納得。省エネ、取り回しが簡単がPalm/WPJと言う事なのね。
「PDAに砂時計は入らない」
と名言で表現しましたが、PDAの操作でストレスがある様ではユーザーはすぐに飽きると言う事です。
C3の記者会見にてザウルス,カシオペア,WPJC3をワイシャツのポケットに入て比べたらしい。
スモール、スリムだろうと。
また、データの1元管理の点か、PCは一人1台が望ましいとの事でした。
会社ではデスクトップの変わりになるPC、出先ではモバイルするPC、どこでも同じPCを使えば良いと言うポリシーでした。で、ThinkPad570をつかっているんだと。
ここで、5/24にはThinPad240が発表になる。
全て本体についているのでポートリプリケータも入らない。(他社との差別化なのね)
ミニ・ノートはデスクトップの変わりにもモバイルでも使えると..(フムフム)
ノキアのMN207や赤外線公衆電話で
ケーブルレスでWEBを見たり、メールが出来る時代
だとも説明がありました。
近々、北海道、東北地区限定だったあの憧れのMN207も全国発売されると言う情報は初めて聞きました。
ユーザー研にWPJとCrossPadが1台ずつプレゼントされ、メンバーで抽選となったが、見事にはずれてしまった。(ToT)
WPJは喉から手が出るくらい欲しかったのに...
スタボ(\1480)を2本購入しました。
スタイラスペンとボールペンが一緒になっていて、PILOTのスタイラスペンを
入れる所に入ります。PILOTのスタイラスペンは軽すぎ、先端も丸いので
書きにくかったのですが、このペンはかなり書きやすいです。
ただ、ボールペンのキャップはネジ式なので、とっさにボールペンに
変えて紙のノートにメモをするといった使い方には向かないと思います。
DoCoMoの新型携帯電話機発売!
〜DoCoMo NOKIA NM207〜
ついにドコモ中国からノキア NM207が6/1に発売されました。
ある所では新規加入料込みで¥0だったとか、まだ、やってるかな
赤外線でコードレスでメールの送受信ができるなんて、すごくイイかも
Pilotでやろうとするとこんな感じになり、立ってはできないですね。
+-----------+ | NM207 | ---+-----------+ +--------+ | | | Pilot | | | |-+----+-| | | | | +--------+
岡山のドコモSHOPで「NM207」を\3,000(契約料込み)で購入しました。
NM207を探しに岡山の電気屋巡りをするがなかなか、無いですね。
挙げ句の果てには「ドコモ中国では扱っていません。」と言う所も有ったりして..
で、結局、諦め気分でドコモSHOPを覗いたらあったのです。価格も高くはないので、即、契約しました。
Pilotで赤外線でインターネット環境を構築する予定です。
いきなり、「irenhanc」と「Palmscape」をインストールしてみました。Palmscapeは「FATAL ERROR」が出るな〜。
Palmfan.comでスタボQ発売のニュースを見て
早速、SIMPLE COMを見に行きました。今度はキャップがキュートな球(洒落じゃないよ)なっていました。
PILOTにも合うようなので、黒とグレーのスタボQと限定発売のアウトレットのスタボ3、スタボQだんごセットを注文してしまいました。
初代スタボを使用していますが、リセットピンがついていないのが残念でした。
しょうがないので電池ケース内にクリップを入れていましたが、スタボ3やスタボQは リセットピン内蔵なのでクリップとはおさらばできそうです。
買ってしまいました。VAIO PCG-505SX/4G
505V/ABXと迷いましたが、価格で決めてしまいました。
ABXにはCD-ROMドライブが同梱されています。また、Word、Excel、Outlookも付属していました。
箱を見せてもらうとOFFICE2000へのアップグレード・パスもついていました。
CD-ROMドライブはリストアCDがブートできるらしいので、再インストールには欲しい一品です。
これで、ABXは\258,000、一方\SX/4Gは\218,000でした。
付属品から考えるとABXはお得なのですが、今回の買い物には8倍速CD-Rも考えていた為、
価格の低いSX/4Gに決めました。
まー、純正CDROMドライブも欲しいですが、ACアダプタ不要の新型が良いですし、アプリのインストールであれば、手持ちのCD-ROMドライブやネットワークと言う手があるのでとりあえずは困りません。
◆スタボQ到着
スタボQとスタボ3、スタボQだんごセットが到着しました。
スタボQはPalmPILOTには細すぎ、グラグラです。で、よく見ると説明書にゴムのリングがついています。これを付けるとなんとか、飛び出さずに入りますが、スタボQ2本購入したのに、ゴムは1個だけです。
simplecomさんに確認しなくては。。。
VAIO 505にはレガシーポートが着いていません。そこで、PalmPILOTとシンクロするのに、赤外線を使ってみました。ケーブルレスでのシンクロは便利です。ただ、シンクロ時間はかなりながいですが...
PILOTとNM207で10円メール(「10mail」)の接続に成功しました。
友人のPメールDXに早速メールします。この時、Ccに自分のPメールDX(PHSも持っています。)のアドレスも付けてみました。メール送信後、3秒程度でPメールDXの着信通知がありました。
PHSでメール作成するよりも、確実に楽です。
で、調子にのって、505でも10円メールマスターを入れて、赤外線経由でNM207とつなぎ、10メールのテストをしました。
ケーブルレスは良いですね。