考　　察

　昨年１０月末飛び込んできたのは商人跡地に新店開店のニュースでした。その名 は「そばの店」外装内装ほとんど変えることなく１０月３０日オープンしました 。

　プレオープンで試食できた人達によると旧商人店主がつきっきりで指導している とのこと。商人閉店（２００６年１１月）から足かけ３年この間幾度となく語ら れた復活待望の声の多さ、その大きなうねりが「そばの店」への期待として岡山 ラーメン大賞に反映したとおもわれる。

　今年躍進したのは「まことや.」である。試行錯誤を重ねた期間限定ラーメンは 評価の高いところである。また木耳やトンナンチャーなどのトッピングでラーメ ン単品でも味に変化がつけられるよう工夫を凝らしている。

　常に上位をキープする「麺屋たくみ」には”優しい味で大好きです””しみじみ うまいです”等の声が聞かれ安定感はバッチリ。

　初登場「威風堂々」には”上品で調和の取れた味”とのコメントが寄せられてい る。新しい味にチャレンジする姿勢が高得点の秘密かもしれない。

昨年再認識されたと言っていい「豚松」には”無性に食べたくなる”魅力がある ようだ。

　最優秀新人賞には「ダントツ・ラーメン」が選ばれた。岡山初になる二郎インス パイアで、”ヤバい”くらいはまりそうな太麺に野菜、にんにく増し増しな独得 の注文様式も人気か。

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　サイドメニュー賞には「豚松」が連覇。今回はたまご焼きだけでなく牛スジ煮込 みも名前を連ねており幅広い支持をうかがわせる。 　前年同様チャーシュー丼が根強い人気を保っているのは、各店がラーメンだけで なくメニューの豊富さにも気を遣っているからだろう。