学校生活

 

            生活の様子 
幼稚園時代 知能の遅れ 言語の遅れ 歩行困難の為に
介助の先生について頂き 市立の幼稚園へ2年通う
小学校低学年 特別支援教室を希望したが通らず一般の教室へ

不登校を経験する
教室へはどうしても入れない…友だちとも会いたくない 
お休みするか保健室で過ごす
小学校中学年 みんなと同じようにすごす日々…
体力も付いた様子でお休みする日も少なくなった
漏斗胸の治療 Nuss法を受ける
小学校高学年 5年生の6月 環軸椎亜脱臼を起こしたことにより
整形関連の病気が見つかる

接触による事故(亜脱臼の再発)を避けるために
体育の授業の見学 集団での行動に注意する

Nuss法により突起した胸骨を形成するために
翻転術を受ける
3ヶ月の入院生活の後胸部プロテクターを着用
して登校する

視力 聴力の低下があるので席を常時一番前に
してもらう
中学校への準備 危険を回避するために特別教室の設立を嘆願
する為に中学校を訪問(11月末)

現状報告書を作成 提出
 疾患についての説明 注意点要望を記入する
 
就学審議委員会の審議を受ける

教育委員会との面接(2月初旬 1回目)
 地元の中学への進学を強く要望する
 特別クラスの設置を希望する

教育委員会との面接(2月中旬 2回目)
 養護学校を進められるが本人の希望 家族内
 での協議の結果お断りをする
 一般教室 介助無しの決定が出る
 親が責任をもって指導する事が条件で地元
 中学への就学許可が出る

中学校の校長先生との面談
 受け入れ体制を整えて待っていて下さるとの事

学校との話し合い(3月10日 2回目)
 担当の先生との話し合いをする
 現状を話すとさすがに対応策を思案されている
 様子…
 校内を見て回り 危険個所のチェックをする
 (階段・廊下の曲がりかとなどを見て回る)

中学校との話し合い(4月4日 3回目
 1年団の先生方との話し合い
 クラス以外の生徒に覚えてもらう為に入学当初
 はカラーをして生活をする事にする
 緊急の場合の措置についての説明

就学準備について 中学校への特別な希望がある場合は6年生に
なった当初から担任の先生にその意志を伝え
校長先生を通して 中学校へ希望を早めに伝え
てもらうことをお勧めします
『来年こういう症状の子供が入学を希望している』
と言うことを事前に知らせて頂くことで中学側も
気のかけておいてくださると思います
まあちゃんのお願いに上がった11月末では遅い
もうすこし早ければ…というお話を中学側から頂
きました
中学校生活 (中1年) 平成15年4月
入学式のあと 入学式の会場で1年生の父兄の
方へ病状の説明と日常生活の注意点のお願い
をさせてもらう

各学年ごとに 子ども達に病状説明とお願いをさ
せてもらいました

毎休み時間には教科のない先生がおひとりつい
て下さると言うことを伺う

平成15年7月
心電図に異常が出ているので 学校生活管理表
提出する
主治医からの学校生活の上でのレベルは 登校は
出来るが運動は出来ないという判断でした

平成15年11月
11月から介助の先生がついてくださる事になった
本人はかなり戸惑った様子… 
入学時 あれだけ願ってもかなわなかった事が
突然実現したことはとても不思議な感はあったけど
まあちゃんにとってはありがたいことです
先生が着いていてくださることで体育の授業への
参加が出来る範囲で可能になる 

平成15年12月 
来年の事についての話し合い 1回目
肢体不自由学級の設立を要望についてと 生活面
についての要望を質問される
肢体不自由学級の設置は困難であるという事は
昨年とは同じ状況だそうだ
もし 設置されたとしてもまあちゃんが在籍できると
は限らない 
在籍できた場合 車椅子を使われているお子さん
と二人になるので 一人の担任が二人を見ることに
なるのではないかということ
いまそれぞれについてくださっている介助の先生は
着かないだろうと言うこと

だからといって一般の教室に在籍するとしても介助
の先生が必ず着くということは現時点ではまったく
わからないということ
こちらからの要望としては 階段に手すりのない部分
があるので 設置をお願いしたいということをお話し
する
学校に対しての要望は 担任の先生をはじめ本当に
よくして頂いているのでお願い事はないのが現状…

お話を伺って また後日お返事をさせて頂くことにする

平成16年3月 
介助員の先生の継続をお願いに学校に行く
来年度からの体制はまだ未定であると言うこと
介助の加配も望みは薄そうだ…

中学校生活(中2年) 平成16年4月 
介助員の加配が受けられないままに新学年が始まる

平成16年6月 
再来年の進路を考えるために1年早めに学校訪問
などに参加する事にする
6月中に養護学校 高等部を見学予定

平成16年9月 
9/14の学校祭体育の部 文化の部までの期間限定
で介助の先生が着いて下さる
この期間は生徒も先生もそれぞれの担当で行動する
ためにまあちゃんに対してのフォローが薄くなる為
配慮頂いたおかげで 無理することなく行事を終える事
が出来た

平成16年10月 
養護学校の施設見学にまあちゃんも同行する
教育相談でLDの事があるのなら 知的な部分での
入学も考えてもいいのではないか…とアドバイスを受
ける
肢体不自由か知的な問題か…どちらを選んでもいい
が いまのまあちゃんの状態なら体を動かして作業を
したり勉強が出来る方向も考えられるそうだ
まだ決めるまでには時間があるので じっくりまあちゃん
本人とも話していこうと思う

平成16年11月 
11月初旬からまあちゃんに専属の介助の先生がついて
下さることになった
昨年同様 寒い季節限定になりそうだけどそれでもとて
もありがたいと思う

中学校生活(中3年) 平成17年4月
11月から付いてくれていた介助の先生の契約が3月で
終了したため 新学年からは専属の介助の先生はなし
ということ
その変わり年間を通じて 家庭科の先生が週15時間の
予定で付いて下さる事になる

平成17年6月
沖縄へ2泊の修学旅行に参加する
保護者が同行することも認めて頂けたので一緒に参加
してきました

平成17年11月
進路を決めるために 養護学校と私立高校を見学する

平成17年12月
本人の要望の通り 養護学校への入学を希望する事
にする

高校受験について 
手帳がないということで 親の意見書と主治医の診断書
を養護学校に提出する
2006/1/16 事前面接を受ける
2006/2/10 入学試験を受ける(国語 数学 英語)

養護学校合格 
高等部肢体不自由部門に入学許可がでる

中学校卒業 
地元の中学校を卒業する

 

高校(養護学校 肢体不自由部門)生活の様子