NHKスペシャル「映像の世紀」第1集 - DVD詳細と用語解説 - 感想レビュー

 

映像の世紀 - 第1章
20世紀の幕開け
カメラは歴史の断片をとらえ始めた

 

内容 - 第1集

世界を支配していた王朝国家が最後の時を迎える19世紀末から、第一次世界大戦までの時代を構成する。
1900年に開催されたパリ万国博覧会やライト兄弟による飛行機の発明、大英帝国の輝かしい時代を統治したヴィクトリア女王の葬列、日露戦争と革命運動に揺れる帝政ロシア末期の皇帝ニコライ二世一家、第一次世界大戦の導火線となったオーストリア帝国ハプスブルグ家の皇太子夫妻暗殺事件のその日など、激動の20世紀の幕開けを記録。
また晩年のルノアールやモネ、大衆のスターだったトルストイなどが貴重な彼らの映像と共に、時代の証言者として登場する。

用語解説

王朝国家・・・同じ王の家系が支配している国。
帝政・・・皇帝(王の中の王)が統治する政治。
帝国・・・皇帝が支配する国家。

感想・レビュー

へえ~、こんな時代の映像が残されてたんだと感心する。そういった記録映像の意味あいが濃い序章作品。
しかしそんな比較的安定した時代がこれから激変していく、そう予感させる終盤のたたみかけの展開はナレーションや音楽と相まって観るものを引き込んでいく。
2005/11/07

項目

最初の動く映像
19世紀末のパリと万国博覧会
留学中の夏目漱石
シベルニーのクロード・モネ
晩年のオーギュスト・ルノワール
舞踏家ルイ・フェロー
リュミエール兄弟のシネマトグラフ
日本を撮影した一番古い映像
ボーア戦争
若き日のチャーチル
20世紀初頭のイギリス植民地
ビィクトリア女王の葬儀
ライト兄弟公開飛行
英仏海峡横断に成功したルイ・ブレリオ
文豪レフ・トルストイ
日露戦争
明治の東京
舞踏家イサドラ・ダンカン
血の日曜事件
ロマノフ王朝
清朝末期の北京
辛亥革命
タイタニック号遭難
南極探検
エミリー・デイビソンの死
ニューヨークの遊園地
アメリカへの移民とチャーリー・チャップリン
フォード・システム
映画の発達
アメリカ艦隊の世界巡航
セオドア・ルーズベルト
ロマノフ家300年祭
ニコライ2世と家族
呪術家ラスプーチン
フェルディナンド皇太子暗殺
『運命』を指揮するアルトゥール・ニキシュ
第一次世界大戦の始まり

<1995年3月25日放送>

詳細

6800円(税別)- 約75分 - 片面1層
4 : 3 - モノクロ(一部カラー)- 1.日本語 - MPEG-2 - ドルビーデジタル
NTSCリージョン2 - レンタル禁止 - 複製不能

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