NHKスペシャル「映像の世紀」第11集 - DVD詳細と用語解説 - 感想レビュー

 

映像の世紀 - 第11章(最終回)
JAPAN
世界が見た明治・大正・昭和

 

内容 - 第11集

20世紀は、日本が国際社会の一員としての地位を確立していった世紀である。
日露戦争をきっかけに、日本は世界の表舞台に登場した。
日本の勝利は、欧米列強の植民地となっていたアジアに衝撃を与え、民族的自覚を高めるきっかけとなった。
しかし日本はその後の日韓併合シベリア出兵満州国建国などで国際的に孤立し、日中戦争を経て、太平洋戦争へと突き進む。
敗戦後の日本は、冷戦の構造に組み込まれつつ、復興への道を歩んでいく。
日本の歩みは、世界にいかに伝えられ、日本社会はどう観察されていたのか。
海外のカメラマンが記録した明治末期から昭和20年代末までの日本の映像と、外国人が記した活字記録を軸にしながら、世界が見つめた「JAPAN」を描く。

用語解説

日露戦争・・・1904年(明治37)2月から翌年にかけて、満州・朝鮮の支配をめぐって戦われた日本とロシアの戦争。ロシアの南下政策に対して日本は英・米の支持の下に強硬政策をとり開戦。日本軍は旅順攻略・奉天会戦・日本海海戦で勝利を収めたが、軍事的・財政的に限界に達し、ロシアでは革命運動の激化などで早期戦争終結を望み、両国はアメリカ大統領ルーズベルトの勧告をいれて、1905年9月ポーツマスで講和条約を締結した。
日韓併合・・・1910年(明治43)8月に調印された、「日韓併合ニ関スル条約」。この条約により韓国(大韓帝国)は日本に併合され、韓国を改めて朝鮮と称した。
シベリア出兵・・・1918年(大正7)ロシア革命干渉のため、日・米・英・仏・伊がチェコスロバキア軍救援を名目としてシベリアに出兵した事件。20年の連合国軍撤兵後も日本軍は駐留し内外の非難にさらされ、22年撤兵。
満州国・・・日本が満州事変によって占領した中国東北部(現在の黒竜江省・吉林省・遼寧省・内モンゴル自治区北東部)につくりあげた傀儡(かいらい)国家。1932年(昭和7)、もと清朝の宣統帝溥儀(ふぎ)を執政に迎え(34年には皇帝)、中華民国から分離させて建国。首都は新京(長春)。翌年熱河省も加えた。
日中戦争・・・1937年(昭和12)7月7日、盧溝橋(ろこうきよう)事件にはじまり、45年8月15日、太平洋戦争終結にいたるまでの日本と中国の戦争。

感想・レビュー



項目

明治時代の日本
日本を題材にした欧米の映画
日露戦争
ポーツマス講和会議
韓国初代統監伊藤博文と皇太子イ・ウン
伊藤博文暗殺
日韓併合後の朝鮮
大正天皇即位の大礼
パナマ太平洋万国博覧会
シベリア出兵
裕仁親王訪欧
日本の植民地台湾
関東大震災
アメリカの日本人移民
昭和天皇即位
昭和の風俗
最後の皇帝、溥儀
満州事変勃発
リットン調査団
満州国建国
来日した有名外国人達
日中全面戦争
南京攻略
真珠湾攻撃
日系人収容所
アメリカ軍の兵士教育用映画
アジア5カ国による大東亜会議
占領下のインドネシア
厚木に降り立つマッカーサー
ミズーリ艦上での降伏文書調印
昭和天皇、日本各地を巡幸
極東国際軍事裁判
朝鮮戦争勃発
米ソのプロパガンダ・ニュース映像
警察予備隊発足
国会で演説する吉田茂
サンフランシスコ対日講和会議
日米安全保障条約締結
血のメーデー
テレビ放送の開始

<1996年2月24日放送>

詳細

6800円(税別)- 約75分 - 片面1層
4 : 3 - モノクロ(一部カラー)- 1.日本語 - MPEG-2 - ドルビーデジタル
NTSCリージョン2 - レンタル禁止 - 複製不能

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