NHKスペシャル「映像の世紀」第6集 - DVD詳細と用語解説 - 感想レビュー

 

映像の世紀 - 第6章
独立の旗の下に
祖国統一に向けて、アジアは苦難の道を歩んだ

 

内容 - 第6集

欧米列強の植民地として、長く支配されてきたアジア諸国。
太平洋戦争緒戦に英・蘭から東南アジアの支配権を奪った日本は敗れ、大東亜共栄圏は崩壊。
アジアに権力の空白が生まれると、アジアの人々は祖国独立に向けて次々に立ち上がった。
ガンジーはインド独立のためにヒンズー教徒とイスラム教徒の宗教融和を説き、半植民地状態にあった中国では、孫文が三民主義を掲げ、日中戦争、国共内戦の末、毛沢東が中華人民共和国の建国を宣言する。
ホーチミン率いるベトナムはフランスに闘いを挑み、勝利する。
植民地支配の実情と挫折を繰り返した独立運動、そして指導者たちの苦悩の軌跡を半世紀にわたって描く。

用語解説

太平洋戦争・・・第二次大戦のうち、アジア太平洋地域が戦場となった日本と米・英・オランダ・中国など連合国との戦争。
大東亜共栄圏・・・第二次大戦中の、特に1940年(昭和15)頃から日本が唱えたスローガン。欧米の植民地支配に代わって共存共栄の新秩序をアジア地域に樹立すると主張した。

感想・レビュー

第二次世界大戦の後も、かわらず戦争は続き、欧米VSアジアの図式が浮かび上がる。
その中でせっかく植民地から解放されたインドの分裂は痛々しい。
アジアに訪れた独立という新たな気流が、ベトナム戦争に代表される大国の思惑の濁流にまたしても飲み込まれていく。
2006/03/30

項目

イギリスのインド統治
イギリス領南アフリカ
フランス領インドシナ
日本の朝鮮半島支配
パリ和平会議
上海租界
立ち上がる孫文
ホーチミン登場
黄埔軍官学校の蒋介石と周恩来
ガンジーの非暴力闘争
イギリスへ旅立つガンジー
孫文の葬儀
上海クーデター
ロンドンのガンジー
満州国皇帝溥儀の来日
日本の大陸進出
延安の毛沢東
第2次上海事変
日本の国策映画
ベトナムのホーチミン
インド独立運動の指導者たち
中国の内戦勃発
パリ平和会議のホーチミン
インドシナ戦争
アジア諸国の独立
ヒンズー教徒とイスラム教徒の対立
インド、パキスタンの分割独立
ガンジー暗殺
中国共産党軍北京入城
ディエンビエンフーの決戦
勝利に沸くハノイ
バンドン会議

<1995年9月16日放送>

詳細

6800円(税別)- 約75分 - 片面1層
4 : 3 - モノクロ(一部カラー)- 1.日本語 - MPEG-2 - ドルビーデジタル
NTSCリージョン2 - レンタル禁止 - 複製不能

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