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1作目
プリーズ・プリーズ・ミー Please Please Me
【国内盤】 【輸入版】
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2作目
ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles
【国内盤】 【輸入版】
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3作目
ア・ハード・デイズ・ナイト A Hard Day's Night
【国内盤】 【輸入版】
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4作目
フォー・セール Beatles for Sale
【国内盤】 【輸入版】
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5作目
ヘルプ
Help
【国内盤】 【輸入版】
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6作目
ラバー・ソウル Rubber Soul
【国内盤】 【輸入版】
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7作目
リボルバー Revolver
【国内盤】 【輸入版】
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8作目
サージェント・ペパーズ・
ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド
Sgt. Pepper's
Lonely Hearts Club Band
【国内盤】 【輸入版】
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9作目
マジカル・ミステリー・ツアー Magical Mystery Tour
【国内盤】 【輸入版】
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10作目
ザ・ビートルズ
(ホワイト・アルバム)
The Beatles(The White Album)
【国内盤】 【輸入版】
(2枚組)
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11作目
イエロー・サブマリン Yellow Submarine
【国内盤】 【輸入版】
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12作目
アビー・ロード Abbey Road
【国内盤】 【輸入版】
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13作目
レット・イット・ビー Let It Be
【国内盤】 【輸入版】
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14作目(シングル集)
パスト・マスターズ Vol.1&2
Past Masters
【国内盤】 【輸入版】
(2枚組)
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リマスターCD
2009年9月9日
世界同時発売
国内盤 ¥2600
(2枚組) ¥3700
輸入盤 ¥1800前後
(2枚組) ¥2700前後
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以上で公式曲は全て揃います(14作品16枚)。やっぱりおすすめとしては2年くらいかけて1作目から順に聴いていくことですね。10年未満の活動(1962年10月レコードデビュー
〜 1970年4月解散)で、これだけ変化しつづけ時代をけん引していったビートルズの影響力を肌で感じるためにも。
「え〜、そんなの面倒くさい」という人。分かりました。そんな人用にはまた後ほど「初心者Q&Aのコーナー」で述べましょう。
それでは、とりあえず1作目からの非常に簡単な説明から。
1枚目(プリーズプリーズミー)・2枚目(ウィズザビートルズ)=
やっぱり普通とは一味違う、ビートルズテイスト・ロックンロールが堪能できます。
3枚目(ハードデイズナイト)・4枚目(フォーセール)・5枚目(ヘルプ)=
ロックにポップス要素が絡んでいく独特のビートルズセンスの確立。そんな過程が楽しめます。
6枚目(ラバーソウル)・7枚目(リボルバー)=
ライブバンドからロックアーティストへ。曲の雰囲気がガラっと変わり、現代音楽に多大な影響を与えた原石がつまってることが実感できます。
8枚目(サージェントペパーズロンリーハーツクラブバンド)・9枚目(マジカルミステリーツアー)=
ロック史上誰もが認める金字塔「サージェント〜」とそれに続く「マジカル〜」であらたな次元への飛躍が感じられます。
10枚目(ザ・ビートルズ=通称ホワイトアルバム)=
サイケデリックな音楽からまたしても一変、メンバーの個性と実力が見事に融合したロックが仕上がっています。
アーティストとして完成されつつあるメンバーの能力。勢いというよりかは落ち着きが出てきて何かさびしさを感じます。
11枚目(イエローサブマリン)=
アニメ映画のサントラ盤としての扱いなので、半分はちょっとつまらないオーケストラのインスト曲ですが、残り半分のビートルズの曲はやはり秀逸の出来。
「サージェント〜」や「マジカル〜」の流れの上にユーモアを全面に打ち出し、余裕すら伺えます。
12枚目(アビーロード)・13枚目(レットイットビー)=
実はコレ、レコーディング時期は逆なんです。「レットイットビー・レコーディング」は散漫なセッションに終始しアルバムとして完成できず当時発売されませんでした。でも、このまま終わってはいけない、ということでメンバーが結束し「アビーロード」が完成、発売されました。
その後ビートルズは解散。しばらくして未発表の「レットイットビー・セッション(ゲットバック・セッション)」の音源を編集して発売されたの「レットイットビー」でした。なので、発売順は上記一覧のように「アビーロード」→「レットイットビー」なんですが、レコーディング順は逆で「レットイットビー」→「アビーロード」。
個人的にはレコーディング順で聴くのがおすすめです。「レットイットビー」のバンド崩壊寸前の哀愁漂う空気感さえもが伝わる作品を聴いて、最後の奇跡の結束「アビーロード」で歴史的バンドの集大成の醍醐味を味わう。コレ最高です。
14枚目(パストマスターズ)=
シングルでのみ発売された曲でアルバムに収録されていない曲を集めたもの。ヒット曲満載でちょっとしたベスト盤のよう。
リマスター化に伴い、以前はVOL1、2と別れて発売されてたのが2枚組ワンセットに集約されました。お得感はありますね。
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「初心者Q&Aのコーナー」 その1(アルバムについて)
Q.どれを買ったらいいのか?どれがおすすめなの?
とりあえず、このあと記述するベスト盤がおすすめです。
Q.いや、そんなの分かってるよ。せっかくなんでオリジナルアルバムが欲しいので、その中からおすすめは? あっ、1作目からというのはナシね。
前期では「ラバーソウル」→「リボルバー」。これは前編・後編のような作りになってますので、どっちか1枚に絞るならまずは「ラバーソール」ですね。この2作は「お気に入り&影響を受けた」ビートルズアルバムとして挙げる人も多いです。
後期では「レットイットビー」→「アビーロード」。一般的に有名なのは「レットイットビー」(同名曲が有名ですよね)ですが、アルバムとしての完成度は圧倒的に「アビーロード」。ただビートルズ初心者がいきなり「アビーロード」聴いてもねえ。最後にとっておいて欲しい気もします。それも前述のような「レットイットビー」→「アビーロード」の流れで。ちなみに「レットイットビー」単独ではおすすめしない。
無難なのは「パストマスターズ」でしょう。シングル発売順に収録されてるので時系列にビートルズヒットを味わえますし。アルバムとダブってる曲もありますが、全て別ヴァージョンですのでそこも安心です。
Q.結局、どれがいいの?ズバっとどうぞ!
難しいですが、入門者には「ラバーソウル」、初心者にはベスト以外では「パストマスターズ」がおすすめということで。
「初心者Q&Aのコーナー」 その2(リマスター版について)」
Q.輸入盤と国内盤ではどっちがおすすめ?
輸入盤の方が600円以上は安いんで迷うところですが、こと今回のビートルズに関しては国内盤がいいでしょう。ライナーノーツ(解説書みたいなもの)の日本語訳、日本ビートルズクラブの詳細な解説、英語版歌詞(オリジナルライナーに英語歌詞が載っているアルバムもある)と英語歌詞の日本語対訳、映像特典に日本語字幕がついてますので。
日本版ライナーの曲解説などは旧作日本版ライナーとはもちろん違います(書かれている内容自体は同じようなもんですが)。
Q.リマスターってどうなのよ?音質の違いは?
明らかに音がクリアで迫力も増してます。メンバーの息使いまでもが鮮明で、各種効果音もハッキリと聞こえます。低音の圧力に関しては、単純に音量を上げたり、ありがちなイコライジングやエフェクト処理をしたわけではない、本当の音圧とはこういうことを言うんだなと認識させてくれます(ほめすぎ?)。
音をいじり過ぎると原曲の雰囲気が壊れるし、かと言ってただノイズを減らして音のツブの質を高めました的な微妙なリマスターじゃ違いが分かりにくい。その辺をせいいっぱい考慮した渾身のリマスターと言えるでしょう。以前のCDを持ってる人でもこのリマスターを聴くと新鮮な気持ちになれるはずです。
ただ初期の頃の作品に関しては、音の分離(右チャンネルがヴォーカル、左チャンネルが楽器系というような)がはっきり分かれすぎてて違和感もあります。
Q.リマスターってどうなのよ?ジャケットの違いは?
紙ジャケットは光沢印刷で三面開き(ホワイトアルバムは四面開き仕様で箱に入ってます)なので開くのが楽しくなります。ライナーノーツの表紙も光沢系でつやがあり中身の写真も豊富。「マジカルミステリーツアー」などは結構分厚くてミニ写真集(言いすぎか)のようで、かなりうれしくなります。日本語版ライナー(白黒印刷)はそれらオリジナルライナーの中に冊子としてはさんであります。
はっきり言ってリマスター版を見た後、以前の旧作CDのジャケットを開いて見るとそのショボさに愕然とします。旧作の国内盤は3200円もしたのに(しかも割引もなかった)。当時でも割高感はあったものの、昔のアルバムのCD化だし、まあこんなもんなのかとは思ってましたが。
リマスター版は紙の質、印刷技術と手間のかけ方、内容の量など、かなり良質です(あくまでも旧作と比べて)。あれから20数年、旧作CDで漠然と抱いていた古いイメージを見事に払しょくさせてくれました。
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*マジカルのライナー中身一部
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*サージェントの見開き(開いて、さらに右側を開いて三面)
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*ホワイトアルバムの見開き(開いて、さらに両側をそれぞれ開いて四面)
Q..特典は?
パストマスターズ以外、アルバムにまつわるドキュメンタリー映像が「Quick Time方式」でそれぞれ3〜5分くらい収録されてます(専用再生ソフトも入ってますが、もちろんそのソフト以外でも再生できます)。これ実はCDの中に音楽と一緒に入ってるんですよね。もちろん通常のCDプレーヤーで再生できますが(中には無理なのもあるかも)、映像はパソコンでしか再生できません(通常のDVDプレーヤーでは無理)。
*特典の映像は「パストマスターズ」には入ってません。「ホワイトアルバム」には2枚目のCDにのみ入ってます。
あと、紙ジャケットと特典映像は初回限定ということなんですが、いつまでの期間が初回になるのか、初回限定以降はどんな仕様や値段になるのかも不明です。
ちなみに特典映像はそんな大したもんじゃなく、アンソロジービデオの抜粋といった感じで本当にオマケ程度な内容です。
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