(絵・文 こ〜いちさん)
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(990606掲載) 解説
これは、言われてみるまで盲点でした。 日本で生活するならば、何かと必要になる印鑑です。 個人では宅急便から銀行や役所などで使われ、法人ですらも契約書などには社印が使われ、公文書にも専用の判が押されています。 そんな日本でありますから、外人さんといえども、日本でお仕事をするのであれば、印鑑の一つくらい持っていて当たり前なのでしょうけれど、そのデザインについては、少々意外に感じました。 印鑑の中には日本語のはずなのだけれども、どうにも読むことの出来ないスタイルの文字を見かける事があります。そんな訳でありますから、印鑑の文字は別にどんなデザインであっても、他の印鑑と区別できるデザインであれば構わないものなのだろうと勝手に思っています。 そして、外人さんと印鑑と言われて最初に思い浮かべたのは、封ロウに押される印鑑の様なもののでした。 まあ今回は、その外人さん白系ロシア人だったと聞いていたので、余計にそう思ったのかもしれません。中国系の外人さんなら、多分、もっと違ったものを思い浮かべたに違いないでしょう。 そんな訳で、家紋のような洒落たデザインのものかと思ってしまいまっした。 しかし、冷静に考えてみれば、カタカナで書かれた印鑑が一番自然な印鑑でしょう。 しかし、はるばる印鑑の国、日本まで来て作るのですから、もっとお土産として、記念に残るようなデザインのものを作ってもらいたいですね。 まあ、ひらがな、カタカナは最も日本的なものなんでしょうけど・・・。 まあ、そんな訳で、また一つ賢く成れたのではないかと喜んでいます。
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