2010年12月某日に敢行した
福山自動車時計博物館所蔵の日野BH15独占取材(笑)の模様です。
日野BH15が福山自動車時計博物館に引き取られた頃の修復前画像です。
(2005年11月撮影)
特徴あるお面は残念ながら原型を留めてなかったようです。 |
側面は状態が比較的良好なようで、オリジナルの側面を生かしながら復元・補修されています。 |
この個体はもと秋田の羽後交通で1972年に登録抹消となっています。 ワイパーは上に2本(室内にモーター直付け)下に2本(車内から手で操作) と、積雪地に多い仕様とのことです。 |
日野BH15の諸元です。 (福山自動車時計博物館ブログより抜粋) 1961年式 日野BH15(エンジン載せ換えのため自動車検査証上はBH15改) 帝国ボディ架装 乗車定員:63人(座席数:34席) 長さ:9.76m 幅:2.48m 高さ:3.04m 車両重量:6690kg 原動機の型式:DS70(オリジナルはDS50) 総排気量:7.01L(オリジナルのDS50は7.98L) 10m近い全長を持つ、ボンネットバスとしては大柄なボディに オリジナルのDS50より排気量の小さなエンジンDS70との組み合わせは、やはり非力で 勾配が連続するような過負荷な条件の長時間連続走行は少々厳しいとのことです。 |
2010年6月に復活して以来、各地のイベントなどで大活躍だったBH15ですが、
2011年以降も引き続き様々な場面で大活躍してくれることを願っております。
なお、BH15など、ボンネットバスの臨時運行情報をはじめ
様々な所蔵品の展示や催しなど、興味深いお知らせ・情報は
福山自動車時計博物館ブログにて告知・紹介されていますのでコチラをご参照ください。
なお、今回の取材に際しまして福山自動車時計博物館のMさまには大変お世話になりました。
この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。 m(_ _)m
(取材 2010年12月)