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今日はこの旅行のメインである、あの憧れのオリエント急行（ＶＳＯＥ）に乗ってロンドンへ向かいます。 朝ホテルを出て、水上バスでサンタルチア駅に向かいます。オリエント急行の発車までまだ１時間以上あるので、チェックインカウンターもまだオープンしてなく、それまでの時間駅周辺を散策していました。 オリエント急行で、客室アテンダントにチップを米ドルで渡さないといけないと言うので、駅前の銀行に米ドルへの両替にいきました。 （イタリアにいながら、米ドルでいいのか？と銀行員に３度ほど聞かれました・・・） |
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発車の40分ほど前、ＶＳＯＥのチェックインカウンターがオープンし、チェックインして荷物を預けると、また暇になりました。 （発車前に列車専用の洗浄機で車体を洗浄していました。その後を人間が１つ１つ拭いていました。さすがオリエント急行・・・やることが違う！！！） ２番ホームには既に青きプリマドンナと賞されたワゴンリの車両が横たわっていました。 それを見て興奮した私は、ホームの先端までいったりまた戻ったりと妻そっちのけで写真撮影に夢中になっていました。（この後の妻の機嫌が悪くなったのは言うまでもありません。） そのころ妻は「あまりにもはしゃぐ旦那を見ていたら・・・・他の女性が旦那の荷物を持って私の代わりに待っていても気が付かずに私だと思ってオリ急に一緒に乗っている気がするな・・・」と思っていたそうです。（そのくらいほっておかれました。) いよいよ乗車。客室の木彫が何とも言えなくいい感じです。 |
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１０：４３定刻にサンタルチア駅を発車。しばらくして列車長、コック長、担当アテンダントが各客室に挨拶に訪れました。そしてその時に昼食の時間を決めました。 列車に乗ってからも車窓の景色と列車をカメラに収めようと写真撮影に興奮状態でした。 アテンダントのマリオさんも撮影にいろいろと協力してくれました。（最後尾の車両だったので、先頭に変わった際の機関車の接続風景もばっちりでしたし、窓が手動で開閉できるので頭を窓から出して撮影したりとにかく忙しかった。） |
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妻のほうは、アンティークな車内で気に入ったみたいです。興奮状態の私と異なり、妻は結婚式に来てくれた友人や親族宛てに２０枚近くオリエント急行内で販売している記念ハガキで手紙を書いていました。 このハガキで手紙を書き、担当アテンダントに渡すと記念スタンプを押して投函してくれますので、記念に残りますよ。 |
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また、列車内に売店と簡単に言えないほど豪華なブティックがありましたので、買い物を数点しました。（ＶＳＯＥのロゴマーク入りのネクタイなどなど）買い物後、相手の商品間違いに気づき、またブティックへ 部屋に帰ってきてまた違いに気づき、ブティックへ・・・・何度往復させればいいの！！とご立腹な妻。しかし、私が行っても言葉が通じなくて困ることもある。で、基本的には妻がうろうろしていました。 この時の店員は慣れてないらしくて、あくせくされてましたが、商品を部屋に持ってきてくれたりとサービスは良かったです。 そういえば、このときにアテンダントの姿をしたベアーを妻にプレゼントしました。あのベアーは今では部屋に桃太郎のテディーベアーと一緒に飾ってあります。（これがこの旅行内の唯一の妻へのプレゼントだったような・・・・）妻はＶＳＯＥのマークが入ったカフスボタンをプレゼントしてくれました♪ |
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アールベルク峠でイタリアからオーストリアに入ります。そして山を下るとインスブルックです。 ここで機関車交換のため２０分ほど小休憩です。 この時にアメリカ人の親子に出会ったのですが、話してみたら子供に若い頃に本物を見せる為に乗ったそうです。親子でいろいろと討論していました。 ヴェニスでは発車前の慌ただしさで列車と記念撮影ができなかったので、ここでワゴンリのエンブレムをバックに記念撮影をしました。（ここで列車をバックに記念撮影ができます。） チロル地方ののどかな風景の中を走りながら、しだいに山峡に入っていきます。スイス国境駅で再び機関車交換。今度はＳＢＢのRe4/4です。 周りはすっかり日が暮れて、いよいよディナーの始まりです。正装をして食堂車に移動です。（妻曰く５、６両の車両を移動するのがちょっと面倒。） 食事は超一流ホテルのフルコースそのもので、今回の旅行中もっとも豪華なディナーになりました。（料理もサービスも超一流！もう一度乗ってみたい。） 食事を終えて自室に帰るとアテンダントさんによってベッドメイキングが施されていました。 バーラウンジもありましたが、皆さんの服装を見るとかなり正装で、イブニングドレスなどを着ていられた方が多かったので、今回は行くのを断念しました。次回はチャレンジです！！ 鉄道：Venice Santa Lutia駅10:43発→（VSOE)→ |