4月25日 火曜日  スイスからベネチアへ


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今日はICE、チザルピーノと優等列車を乗り継いでイタリア・ベネチアに向かいます。
このICEは20分だけの乗車でしたが、今思えば妻に不評(乗車時間が短い!不評でした)でも無理に乗ってよかったです。いい思い出になると同時に・・・「今度はのんびりと乗ってやる!!!」決心しました。(その後 シベリア鉄道旅行記で実現)
シュピーツからブリークへいきます。この区間はアルプスの山々が身近に迫り、トンネルを抜けると雄大な峡谷を見下ろしながら進む非常に景色いいところです。
どんな景色かは写真の通りですが、「アルプスの少女ハイジ」を彷彿できる景色ばかりでした。・・・そんな景色を見ながら、妻はなぜか?何もすることの無い車内で、ゲームボーイで遊んでいました。(・・・贅沢な奴です(-_-メ))
突然の奇声で周りを見ると、1人の女の子が騒いでいました。(何かの障害をもっていた女の子でした。)突然、奇声を発するため乗客達(自分たちも含め)はその度にびっくりしていました。そんな中、ビデオカメラなどを使って撮影している私たちがものめずらしいのか?自分の持ち物(おもちゃ)を私たちに見せたりしてくれました。母親が近くにおり、「そんなことしては駄目よ!」なんて、??語で言っている感じでしたが・・・・。最終的にビデオカメラのファインダーを覗かせてあげると、すごく喜び駅に着くまで覗き込んでいたほどです。その間、親御さんともいろいろ話していたのですが、「鉄道に乗るととても喜ぶから可能な限り乗せてあげてるのよ。」と言われていました。
ブリークからはチザルピーノに乗車となります。この列車はベネチア直通で便利でした。ブリークを出てすぐにシンプロントンネルに突入し、スイスイタリア国境を通過します。
イタリアに入ると、陽気なお国柄か列車は遅れ気味に。ミラノ中央駅に着いた時は15分くらい遅れていました。停車中にゴシック様式の駅舎を見たかったのですがいつ発車するかわからないのでしかたなく我慢でした。
ベネチア駅に着く前は、海上の堤防に路線がある所を9キロほど走りましたが、まるで海の上を走っているような感覚でした。一度乗ってみるとよいですよ。
ベネチアサンタルチア駅着。ホテルはサンマルコの近くなので水上バスに乗っていくことにする。
ここで、どの系統の水上バスの乗ればいいかわからなかったので、サンマルコと書かれた乗り場にいた船に乗ると、外洋経由だった。船揺れの嫌いな妻は気分が悪かったらしく、以後楽しみにしていたゴンドラ乗船もキャンセルになってしまいました。
(船などが苦手な方は、水上バスをしっかりと研究してから乗ったほうが良いですよ。外洋を走らなくても良い水上バスはいくらでもありますから・・・)


鉄道:Interlaken Ost駅8:39発→(ICE72 THUNERSEE)→Spiez駅8:59着/9:30発→(D2411)→Brig駅10:34着/11:00発→(CIS37)→Venezia Santa Lucia駅15:57着




ベネチア滞在は今日だけなのでホテルに荷物を預けて市内観光に出かけました。サンマルコ広場、リアルト橋と歩いていくうちに駅に着いてしまいました。(思ったより近かったのね〜♪)
妻が土産を買いだしました。スイスまでに買った土産は、スイスで発送を頼み荷物が軽くなった為、購買意欲が燃え出したようです。(荷物が重いと財布が軽くなるからな〜!!と言いたいのをグッと堪え付き合いました。)
そこからは大運河経由の水上バスで帰ります。ちょうど夕暮れ時でライトアップされた建物がきれいでした。




ホテルの部屋はいまいちだった為、部屋より外を歩いている時間の方が多かったように思います。ただ、あまりにも遅くなると変な露天商が多くなり、声ばかりかけられ(特に日本人は・・・)嫌な思いもしましたが・・・・。水の都ベニスと言うと・・・想像する景色はどうですか?私自身の想像と違い、ベニスはかなり老朽している感じをとても受けました。やはり水の上の都だと老朽化が早いみたいです。また、実際に住んでいる人も少ないとか?ベニスで1夜を過ごすのは主に旅行客だそうです。都全体がホテルと思えばいいのかな・・・。(テーマパーク・ベニス)この日に食べたイタリア料理は美味しかった。

明日はいよいよ・・・念願の
オリエント急行に乗車です。
(興奮して寝れないと思っていたのですが・・・ちゃんと寝ていたようです。)

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