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正妙寺は、岡山県赤磐市にある日蓮宗不受不施派のお寺です。

TEL.086-995-0575

〒709-0736 岡山県赤磐市稗田248-1

★★★★★ 今月の正妙寺だより

方便品第二を最初に誦むけれど、
その前の第一が気になりませんか?

 日蓮宗では、法華経の中でも特に「方便品第二」と「如来寿量品第十六」の「自我偈」を読み、題目の「南無妙法蓮華経」を唱えることを重視しています。
 ところで、信徒の皆さんは「方便品第二」(令和7年2、3月号で解説)の前にある「第一」に何が書いてあるか気になりませんか。
 法華経には品(ほん=教典の章)第一から品第二十八まであります。その第一の品「序品(じょほん)」について紹介します。

釈迦の説法を聞く大集会
霊鷲山で開催される

 お釈迦様は、霊鷲山(りょうじゅうせん)に滞在しており、そこには悟りを開き、既に聖者の域に達した、1万2千人の阿羅漢(あらかん)という出家した男衆(比丘)がいました。
 その中には、お釈迦様の十大弟子である智慧第一の舎利弗や目連がいました。また、2千人の声聞(釈迦の教えに従って悟りを目指す出家の修行者)、6千人の比丘尼、そして文殊菩薩、弥勒菩薩など8万人の菩薩も一緒にいました。他に梵天、帝釈天や8人の龍王、4人の緊那羅王(きんならおう)、4人の乾闥婆王(けんだつばおう)、4人の阿脩羅王(あしゅらおう)、4人の迦樓羅王(かるらおう)が多くの一族を引き連れて参加していました。

仏の世界、六種に震動する。
 お釈迦様は、まわりを信者に囲まれて、大乗経の無量義経を説きました。説き終えて結跏趺坐(けっかふざ=座り方)して瞑想に入ったその時、天から美しいマンダラケやマンジュシャゲの花が仏及び諸々の大衆に舞い降り、仏の世界は六種に震動したのです。(その教えに共感して天地が反応したのでしょう。)
 その時に、お釈迦様は眉間から光を放ち東方1万8千の世界、即ち地獄から天上までの世界を照らしたのです。そこには諸々の修行をし悟りを開く者、諸々の菩薩の道を行ずるのを見たのです。また、諸仏が涅槃したのを見、その後仏舎利を以て七宝塔を建てるのを見たのです。
 弥勒菩薩は、この不可思議で希有なる出来事を文殊菩薩に尋ねてみました。
 
文殊菩薩が前世で仕えた日月燈明如来
 文殊菩薩も前世で同じ体験をしていました。仕えたどの仏も、最も大切な教えを述べる時の前兆として、同じような不可思議な現象が起きていたのです。
 昔々のさらなる昔、日月燈明如来という仏がいました。説く教え(法華経)は深遠で言葉は巧みで優れ、純粋であり完全潔白でした。次に出現した仏もその次の仏も、そして次々に2万の仏も皆同じ日月燈明如来という名前でした。
 最後の日月燈明如来は、法華経を説き終えた後、無数の太衆に告げました。「今夜私は涅槃に入ると。今ここにいる一人が、やがて完全に悟りを得るだろう」と。
 その一人とは、妙光菩薩であり、その後、法華経を護持し修行に励んだのです。
 ところで、妙光菩薩には8百人の弟子がいました。その中に名利に貪著し、経典を読誦するが理解できない者がおり、求名という号が付けられていました。しかし、功徳を積んだ故に菩薩になったのです。
 「実は妙光菩薩は私(文殊)で、求名とはあなた(弥勒)の前世の姿なのですよ。今、お釈迦様が過去の如来と同じように一条の光を放ち、不可思議な現象を起こしているのは、尊い大乗の教えである法華経を説くための手段なのです。」
 妙光菩薩は、前世の記憶を語り終えて、仏様の称える詩を朗読しました。
(妙法蓮華経序品第一の直訳及び立正護法會報平成九年三月号参照)


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お経シリーズ⑬
陀羅尼品第二十六 その3
  

 正妙寺だより2月号で「お焚き上げと呪文」について掲載しました。この呪文は陀羅尼品(だらにほん)にあり、法華経に説かれる教えの一つで,諸仏や菩薩が衆生を守るためにとなえる梵語の呪文です。
 
 (前号からのつづき 現代語訳は真読の直訳です。)

 勇施菩薩の呪文(ざーれ・まーかーざーれー・うっきー・もっきーあーれー・あーらーはーてー以下省略 三月号参照)
 
「世尊、此の陀羅尼の呪文は、恒河沙(ガンジス川の砂の数)に等しい諸仏が説いている事柄です。」「若し、此の法師者を害する者がいるなら、即ち此の諸仏を害することになるのです。



















 その時に勇施菩薩は、仏に向かって申し上げた。「世尊。私もまた、法華経の教えを受持し、経の読みに精通している者を護るために陀羅尼を説きましょう。」




















「世尊、この神呪を以て、法師を擁護しましよう。私は、また自らまさに、この経を受持する者を守り、百由旬(約700から1500キロメートル)以内に、諸々の衰えや悩みが無いようにさせましょう。」と。
  













 

持國天王の陀羅尼呪へ つづく 

     

 

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