「少し考えました」
今年で5回日をむかえるという、「おかやま国際貢献NG0サミット」、参加者は30数名、正直言って驚いた。PR不足なのか、関心がないのか。そんなことはないはずだが?
今年のテーマは「福祉、バリアフリー社会をめざして」。3名の講演者により、それぞれの立場から基調講演がおこなわれた。
スリランカの僧侶シロガマ、ヴィマラ氏は言われた。国際交流の第一段階は相手をよく知ることから始まる。国の風土、文化、貨幣価値などの違いから生じるギャップを埋めずして真の交流はあり得ない。支援する側、協カしようとする側の価値を押しつけてはいけないと。
カンボジアのサン氏は、自国の最新の現状について、細かい数字も交え熟く語ってくれた。彼はカンボジア学生協議会の代表で、エイズ撲減や環境保全運動などをしている。政治的なことではなく直に子供たちや村人に接し生活改善に力を注いでいると言う。
もうひとりは高校教師小林氏の、津山商業高校とネパールの学校の姉妹校縁組みの報告だった。ソフトボール用具をネパールに送り、それをきっかけに交流を始め、お互いに知り合い理解しようとしている。今年の春訪れたネパールのスライドを見ながら、ソフトボールの楽しさをネパールの子供たちに伝えたいと。
私たちが今できることは何だろうか。物資を送ること、活動支援金を寄付することなどは身近な国際貢献になるのだろう。たしかにヴィマラ氏が言われるように、それにどれほどの理解が伴っているのかは疑問かもしれない。だが、少しわかってほしい。日本の基準で考えた協カと相手の国との間にはギャップがあり、そのギャップを理解のなさととられることは心外である。そのギャップを埋める努カをお互いが少しずつしていくことが大切なのだと思う。また、文化的なものへの支援も大切であり、それは精神的な面への協カ
となるのではないだろうか。いずれにしても、すべてはお互いの思いやりの善から始まっているのだから個人と個人が理解し合えるように、国と国であっても同じであってほしいと思う。ただ、越えても良いバリアーと越えてはいけないバリアーを見極めることに品格が問われることになるのだろう。
浅野陽子
【神戸・開口笑の旅】1998・11・28
久しぶりの神戸。「おいしいイタリア料理を食ぺよう!」と3人とも息巻いていたのに、「やっぱ、ここに来たら『明石焼き』を会ぺにゃあ」と。期待した割にはつけ汁での味はイマイチで、結局ソースと青のりで食ぺるはめに。異人館通りへも行く予定だったが、ショッピングで時間が超過してしまった。歩き疲れたあと、ケーキ屋さんで息を吹き返す。次に通りかかったのは南京町の中華街。おいしい豚まん屋さんは長蛇の列なので、しかたなく客の少ない店のを食ぺたら・・・『ヤマザキの肉まん』のほうがよっぽどましだった。ラーメンもたぺたが、これもイマイチ。わたしには、さっきからずっと気になってしかたがないお菓子があった。その名は『開口笑』。直径5〜6cmのまんまるの形の揚げドーナツである。名前の由来はわからないけれど、大きく口を開けないと食べられない大きさなので『開口笑』かなあと想像した。ところが・・・、冷たくてまずかったので、がっかりした。3人で味見してから捨てた。 |
11月17日(火)テレビニュースは朝から興奮状態。「今夜未明から明日の明け方にかけて33年ぶりに獅子座流星雨が見えるかもしれません。33年前の前回はアメリカで1時間に15万個の流星が見られました。獅子座の方角から雨が降るように流星が降ってくるのが見えたそうです。今回は日本が丁度観測に適する位置にあり、うまくいくと前回のような流星雨が見えそうです。北日本には寒気が南下しており、北日本と日本海側は曇りか雪、日本の南部は前線が近付いていますが、西日本と東日本は夜には星が見えるでしょう。みなさん、たくさん願い事をしてください!」 |