対馬の旅

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2日目 対馬周遊

8月12日

  対馬比田勝港には、早朝4時ごろ入港した。7時30分まで船内での仮眠ができるので、もう少し休む事とする。乗客は、帰省客か、釣り客が大部分で、入港と同時にほとんど下船した。
  7時30分下船。レンタカー営業所のある対馬空港までバスで行く。発車までかなり時間があるので、先に韓国を見てこようと、タクシーで、異国の見える丘(韓国展望台)へ。晴れた日で、条件が良ければ、50km先の韓国釜山が見えるという事だ。この日は、晴れたいたが、かすかにしか異国の大地は見られなかった。バスの発車時間がせまっているので、引き返す事にする。
  対馬島内は、鉄道がなく、バスが唯一の公共交通機関だ。比田勝港からバスにゆられること2時間、対馬空港に到着。ここでレンタカーを借り、島内周遊する。
  まずは厳原から南部を周回する。最初に訪れた万松院は、代々対馬を治めた宗家の菩提寺で、山中に壮大な墓碑があった。次は、最南端豆殻崎では、海の青さが印象に残った。島の西側を回って、上見坂公園に行った。眼下に広がるリアス式海岸がとてもきれいだ。
  いよいよ今回の旅の目的"横浦"を訪ねる。豊玉町横浦は、リアス式海岸の中にあり、小さな入り江のある漁村だった。今度は、島の東海岸を北上し、今日の宿、上県町みなとや旅館へ向かう。道路状況は必ずしも良いとはいえないが、海を見ながらのドライブは、快適だ。
  投宿後、再び韓国の夜景見物に異国の見える丘まで車を走らす。沖合には、漁り火をつけた漁船が出ており、漁り火の合間からかすかに遠く韓国の夜景が確認できた。地元の人によると、条件が良ければ、対岸にきれいな光の帯が見られるそうだ(写真)。

異国の見える丘
韓国はよく見えなかった

横浦バス停

釜山夜景
手前は自衛隊レーダーサイト

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1日目
山陰線経由小倉行き

2日目
対馬周遊

3日目
筑豊を訪ねて