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アメリカにおけるインフレ率の推移(CPIおよびPCE) |
グラフの下にある注をかならずお読みください (更新は気まぐれです)
2024年11月17日更新
アメリカにおけるインフレ率の推移(前年同月比) (2015年1月~2024年10月)
データ出所:Bereau of Labor Statistics および Beureau of Economic Analysis
注意:記載内容については十分吟味しているつもりですが、誤りがないことを保証するものではありません。
物価上昇の指数には労働統計局が発表するCPI(Consumer Price Index:消費者物価指数)と米商務省が発表するPCE(Personal
Consumption Expenditures Price Index:個人消費支出指数)がある。CPIは世帯調査にもとづいて家計の消費構造(購入商品の構成)を2年ごとに見直しながら、その購入にかかる費用がどう変化するかをみるものである。これに対し、PCEはおもに事業所調査にもとづいて消費構造を随時見直しながら、その購入にかかる費用がどう変化するかをみるものである。またCPIは個人の直接的支出だけが対象となるのに対し、PCEはたとえば会社が個人に提供している医療保険にかかる費用など個人に対する間接的支出も対象としており、PCEの方がより包括的なものとなっている。理論上はPCEの方が日々の変化をより正確に反映することができると考えられる。このためFRB(Federal
Reserve Board:連邦準備制度理事会)は、物価上昇の指数としてとくにPCEを重視している。
なお上記の説明以外にもCPIとPCEにはさまざまな違いがある。CPIは、持ち家について家賃相当額を支出として消費に組み入れており、PCEより家賃の占める割合が大きい。一方、PCEは個人に対する間接的支出を組み込んでいるためCPIより医療の占める割合が大きくなっている。
品目別CPI その1(前年同月比%) 2013年1月~2024年10月
データ出所:Bereau of Labor Statistics
注意:記載内容については十分吟味しているつもりですが、誤りがないことを保証するものではありません
品目別CPI その2(前年同月比%) 2016年1月~2024年10月
データ出所:Bereau of Labor Statistics
注:医療とあるのはMedical Care
注意:記載内容については十分吟味しているつもりですが、誤りがないことを保証するものではありません
2024年8月15日更新
アメリカにおけるインフレ率(CPI)の長期推移(前年同月比) (1914年1月~2024年7月)
データ出所:Bereau of Labor Statistics
► ユーロ圏およびドイツ、イギリスのインフレ率のデータはこちら
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