世界人権宣言50年
12月10日は1948年(昭和23年)に国連総会で「第一条 すぺて人間は、生れながら自由で、尊厳と権利とについて平等である。・・・で始まる「人権に関する世界宣言すなわち「世界人構宣言」が採択されて50年目の記念日でした。日本では政治や経済それにアジア大会のニュースの影に隠れた感じでしたが、世界各国で記念の行事が行われたようです。なお、50年前の日本はGHQの占領下で国連にも人れてもらっていませんでした。
この機会に改めて「世界人権宣言」を読んでみると、50年前に宜言されたものとは思われないほど、現代に問いかけるものがあります。「移転及ぴ居住の自由」とか「国籍を有する権利」とか「結社の自由」が認められていない人たちが世界中にはたくさんいます。さらには「生存、自由及ぴ身体の安全を享有する権利」さえもふみにじられてしまう場合もあります。世界各地で頻発する“民族紛争”はその例です。半世紀経っても世界は「世界人権宣言」の目指した“世界”を実現できていないのです。
「思想・政治・宗教・民族・国籍・人種の違いを越えて、国際平和を願い、・・・・」これはみなさんよくご存じの「津山国際交流の会」の“規約”の“前文”です。「第二条 1 何人も、人種、皮膚の色、性、言語、宗教、政治上若しくは他の意見、国民的若しくは社会的出身、財産、門地又は他の地位というようないかなる種類の差別も受けることなしに、この宣言に掲げられているすべての権利と自由とを享有する権利を有する。」とよく似ていると思いませんか。“規約”をつくる際に「世界人権宜言」を意識していたわけではありませんが、「津山国際交流の会」の存在自体が「世界人権宜言」と目指すところが同じになってしまいました。12年目の「津山国際交流の会」も「世界人権宣言」のめざす“世界”作りに微力を注ぎましょう。
アンカラ通信(No.1) 若い男は姿勢がいい
津山はその後変わりはないですか?台風の後遺症はいかがですか? アンカラ大学留学生 村上育子 |
歌姫からの手紙
覚えていますか、セネガルのベルーさんを。歌の上手な人でした。彼女の歌う歌はいつもみんなの感勤を呼び起こしましたね。特に♪Femme noire,femme africaine〜(ファム ノワール ファム アフリケーヌ〜)で始まる「アフリカの母の歌は素晴らしかったです。そのベルーさん、帰国後イギリスで11ヵ月の"Educational Management(教育管理)"の研修を受けていたそうてす。優秀な人なんですねえ。そのベルーさんから手紙が届きましたので、内容をかいつまんでご紹介しましよう。(原文は英語です) なお、ローマ字は原文のままです。
O−genki desu ka?国際協力県民講座で村上会長が講演!
おしらせ
諸般の事情により今年度中は(3月末まで)は毎週水曜日に変更します。(現在毎火曜を変更)