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Vol.2 コンクール当日・・・

一夜あけてすがすがしい朝・・・・?
うそです・・・私は生徒の

「せんせ〜!まだ寝てるでしょ!起きてくださ〜〜〜〜い!」
というすざまじい声と館内に響きわたるノックの音で目を覚ましました
(結構大げさではないのだこれが・・・)
ねぼけたまま朝食・・・

朝食中に昼のお弁当が届いたので
「は〜い、みんなぁ、ひとつづつお弁当とってね〜」
といって袋を開けてお弁当を取り出してみると・・・

ぽたぽたぽた・・・・・
なんと一緒に入っていたお茶がこぼれてあわれ弁当は水浸し・・・
「まぁ昼には乾いて食べられるよ〜」と生徒はとっても優しかったけど
「う〜ん、どうしよう、怒ってもいいかなぁ、うん、いいよねぇ」
ってなことでお弁当やさんに怒りの電話

「ありゃ〜!そりゃそりゃ、すぐ作りなおします〜」
うんうん、当然のことよね。お客商売だもんな。
水浸しになったお弁当の結末もかわいそうだったけれど
とりあえずお客なんだからがまんしなくてもいいよねと
自分に言い聞かせながら
哀れなお弁当に合掌いたしました・・・

昨日と同じ練習会場でウォーミングアップしてると

「あの〜、ご近所からうるさいって苦情が・・・」
うひょ〜・・・またそりゃそりゃ・・・
ごめんなさ〜いと謝って窓を閉めました。(暑かった・・)
でもね〜、屋上では幼稚園の運動会やってんのよ〜
(なんでビルの屋上で運動会????)
どっちがうるさいんだぁ?
なんともとってもみんなが敵に見えてしまう四面楚歌状態・・・
ぐぐぐ・・・これは何かの試練なのでしょうか?

いろいろアクシデントがあったからか
どうもみんな調子は今一つ・・・。
それぞれの不安を抱えながらも明るいふりして練習を続けます。

ついに時間が来たので会場に移動
受け付けぎりぎりの時間になってしまってあわてました。
気合いを入れてリハーサルに臨みます。
しかし最大の事件はここで起こりました・・・。
(コンクール直前、そして直後につづく・・・)