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Vol.3 コンクール直前(会場にて・・・)


 さて、そろそろ受付時間だから会場にいそがなくっちゃー!
 ということで私のすでにぼこぼこの車に生徒をのせて(向こう見ず・・・)
 会場までピストン輸送・・・。
 3往復した時点ですでに受付時間が迫っている〜〜〜!
 仕方がないので最後はタクシーで同時輸送。
 最後の積み荷(????)を降ろしたところですでにタイムリミットで
 あわてて車を止めて集合場所に移動しました。

 さて着替えだリハーサルだと落ちつくまもなく移動します。
 一回目のリハーサルでは声が直接的に聞こえすぎる音響だったのでみんな戸惑い
 「ほんとーに大丈夫なんだろうか・・・」というほどの不出来ぶり。
 おかげで生徒はかっちんこっちんに緊張してしまい
 ”ああ・・・・やばいっっっ!”の状況に落ち込んでいきました。。。。

最大の事件が起きたのは2度目のリハーサルの時でありました。
まあまあ音響はよかったけれどすでにみんなかっちんこっちん・・・
緊張は極度に達し(特にソリストが・・・あああ)うわずるわ急ぐわ、もうどないしよう状態で
私も我を忘れて必死になってオーバーな指揮を(よく踊っているようだといわれる・・・)振っていたとき・・・・
”んんんん〜〜〜〜????なんか服がよれるな・・・・????”

不審に思ってふと胸をみるとなななんと!

着ているはずの黒い服でなく、私の目に飛び込んだのは

ストラップレスのピンクのブラジャー!!!!

「あ・・・タンクトップのひもが切れた・・・。」
(なんでこの時こんなに落ち着いていたのか自分でも不可解・・・)
私のあられもない姿を見てびっくりした生徒。
一瞬、私の姿を見てみんな声を失ってしまいました。

”!あ、この空気はやばいぞ〜〜〜・・・・・。(--;;;;”
と、気を取り直した私はみんなにむかって

「たとえ胸を出してもリハは続行します!
本番で中身が出てもあわてないように!」


「はぁーい!」(何で素直なんだ???)
ということでその後もちらちらとブラを見せつつも
がんばってリハを乗り切った(かな?)のでした。
(誘導してくれた男性の方はうつむいて見ないように努力してくださいました。
ご迷惑をおかけしました・・・m( _ _ )m)
さてさて、リハーサルも終わり、本番直前!!!!
ぎゃー!安全ピンでは黒に目立ってしまってだめだぁぁぁぁ!
どうしようどうしようどうしよう〜〜〜(@_@;;;)

と、その時、神様の声が・・・。
「ソーイングセットありますよ〜。使ってください〜。」
(岩国のスタッフの方々、モーストありがとうございますぅぅぅ)
(当日はこういう服装だったの。
わかるかな〜?
透ける素材の長袖とタンクトップのコンビ
まさか下に来たタンクトップの紐がはずれ
るなんて思わないよ〜。。。。)
舞台袖の小さな部屋で上半身ブラいっちょになり
あと10分もしないうちに本番というのに
ちくちくとタンクトップのひもを縫いつけたのでした。

ほぉぉぉぉーーーー・・・・・ やっと気が落ち着きました。
いよいよ本番・・・。

(しかしなんとまだこれで終わらない・・・なんでこういろいろ起こるのでしょう。Vol.4に更に続く・・・)