いってきました北海道

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第3編 知床
10月15日

  札幌を昨夜23:00に発ったおおぞら13号は定刻に走っている。目覚めると、原野の中だ。釧路から釧網線に乗り換える。 今日は、知床、野付半島を回る予定だ。釧路を出てまもなく車窓に雄大な釧路湿原が広がる。さすが北海道、とにかく広い! 釧網線斜里駅で下車。ここでレンタカーを借りる。斜里から少し走ったところでオホーツク海が広がる。青々として波も穏やかだ。 更に進むとオシンコシンの滝が目を引く。ここも紅葉とマッチしていい感じだ。ウトロを過ぎて知床峠に進路を取る。 この道路は知床横断道路で、知床峠から先、羅臼まではあと2週間で通行止めになる期間限定の道路だ。
  知床峠からは、期待していた北方領土の遠望は眺められなかった。これで2連敗だ。 しかし、峠を下り、羅臼から海沿いを走っていると、沖合に国後の島影を確認できた。 野付半島では、国後までわずか16kmと、さらにはっきりと島影を見ることができた。野付半島はトドワラで有名な所である。 トドワラとはトド松林が長年の間、海水に浸食され、立ち枯れたり、倒れたものをいう。なんだか荒涼として殺風景な所だった。 半島近くにある尾岱沼温泉で旅の疲れを癒す。これから斜里に戻る。
  斜里から網走へ向かう車内のこと、これから修学旅行へ行く高校生が乗っていた。聞くと行き先は、東京・京都でそれも列車でだそうだ。 自分たちの高校の修学旅行との違いに驚く。(自分は長崎・阿蘇だった。それもバスで)網走からは、夜行のオホーツクで札幌へ帰る。


釧路湿原
国後島は近い
特急オホーツク

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