安全 安心 新マニフェスト

健全財政に全力投球
合併以来、自ら率先垂範して、給与30%カットして、市民の皆さんにもご協力を頂き、平成17年度3億8千万円の黒字(うち2億円貯金)18年度、3億6千万円の黒字(同2億円貯金)19年度、3億9千万円の黒字(同2億円貯金)、合わせて11億3千万円の黒字、6億円の貯金を行った。合併前と比べ、14億8千万円の貯金が増え、現在32億円蓄えており、年間予算の約20%分に当たる。一方借金は9億7千7百万円減り、実質公債比率(一般・特別など、全予算連結の借金の割り合い)も21・4%と県下ワーストワンの汚名を返上した。 決して一部の方々が言うように、夕張市のように実質公債比率が38・1%にも及び、ヤミ起債など放漫経営をしていた自治体と同じように言われることはない。全然なりえない話である。

学校耐震化を前進
 現在、実施中の耐震診断の結果によって、必要な校舎は前倒して耐震化工事などをする。国策としても積極的に財政支援があり、
(1)補強工事(2−3 国の補助、5%一般財源、残りは起債)
(2)改築工事(1−2 国の補助、5%一般財源、残りは起債)
と、有利な条件での公共工事が可能となり、公共下水道や架橋にも影響はなく、早期に前倒しができる。

下水道さらに整備
  合併協定で取り決めている公共下水道のさらなる整備については、市の事業のうちで最大のもので年間、市の予算の約一割・約16億円を投入するが、粛々と推進をしなくてはならぬ。

『生命の橋必ず完成』
 日生大橋(仮称)は、引き続き、平成26年度完工をめざして継続実施する。一部の方々が言うような巨額な市の事業ではなく、国が86%もめんどうをみてくれる誠に百年の大計の中で進められている備前市民の将来の夢を託された事業。もちろん、頭島、鹿久居島の島民にとっては 生命の橋 。救急車がわずか五、六分でとんでくるだけでなく、通勤、通学(残業、部活ができない)、通院にも影響、ショッピングにも不便という。生活道路として、国が認めてくれた事業。市の財政負担は少なく、14%11億円。ここで凍結したら、いつ誰が、どういう責任者が凍結解除して工事が再開されるのか、その保証は誰がしてくれるか。 無責任極まりない凍結論には組するわけにはいきません。鹿久居島の56万坪の民有地は必ず有効活用できる。太陽光発電の建設など、エコロジー・アイランドとしての可能性も期待できる。

*少子化対応 * ワンコインバス 充実
 幼稚園と保育所を一体化して運営される認定こども園を伊里地区に建設。さらに子育て支援として、小中学生の通学バスの全額補助を実施したが、医療費は、義務教育(中学三年まで)の完全実施になっていない。現在の一ヵ月三千円までの負担を二千円まで、次に千円までと、負担を下げていく方針で臨みたい。

 現在一律二百円の福祉バ ス代を百円で乗れるようにワンコインバスにする。
*沿岸の高潮対策 *市民サービス向上
 東備港は県管理港なので防災堤の新設(難田、片上、 浦伊部、鶴海、日生地区等)を強力に要望。実施を働きかける。

 市民要望の強いソフト面のサービス向上にも力点を置くため、行政地区担当者の任命も。文化面では、市立図書館、片上地域公民館の新設など、住民から歓迎される向上策を検討。
*市民サービス向上 *「食・農」にも新企画
定住自立圏指定を受けての国交省、JR西日本本社などへ、有効な増便陳情を続けていく。県境、州境の谷間での不便を解消。市民交流、経済の活発化を促す。
 市内の農村地帯(新庄、畠田、蕃山、吉永地区など)に、道の駅、路地の 駅を新設し、 地産地消で安全な「食と農」を農産品提供をサポートする。