西岡市長日生偏重せず
合併後、旧備前市の事業目白押し
片上小体育館新築
2億2000万円
新庄地区下水道
(農業集落排水)
3億円
伊里小改修
1億6000万円
備前地区下水道
3年 23億円

 「融和と躍進」ー西岡市長が四年前就任後、一貫して市民に語り続けたスローガン。合併したあとの自治体はともすれば「自分たちのまちさえよければ」、「自分たちの市に有利に」と考えがちです。その地域エゴ(利益)のみに終始すれば、やがて新市はいがみあい、みにくい争いの場と化してしまいます。地域間の良き競争は、切磋琢磨して発展するエネルギーとなりましょう。そんな理想ヘ向かって一歩ずつ。まちづくり″をするためには、まずは合併協定を守っていくことからスタートです。

日生西、東小あと回し ー日生町民に辛抱お願いー
「私は、日生出身の首長ですから、どんなにがんばっても日生ばかりよくする」との、いわれなき批判が起こることは、ある程度は覚悟していました。しかし、架橋凍結という協定尊重とは逆行する主張は断じて認めがたい。この考えがまかり通ると、次に市政運営で何か起こるか。考えただけでもゾッとします。」
 日生町に偏重した事業などはほとんどなく、むしろ町民には申し訳なく思っています。老朽化した日生西小、東小の改築工事はあとまわし。先に片上小、吉永小、伊里小などの新築・改築に手をつけました。むろん下水道は三年間で二十三億円を旧備前市内につぎ込みました。

備前病院必ず建て替えます
ー定住自立圏を活用、新年度設計着手ー
 備前病院の建て替え構想を現実のものとするには、医師の確保が先決です。そのために赤穂市内の病院をはじめ、従来から交渉している岡山済生会病院、岡山大学病院、さらに自治医科人病院等とも連携すべく、あらゆるチャンネルを通して、東備地域の特色のある医療センターヘと、大きく飛躍させたいものです。さし当り、新年度設計、一年(平成22年度)以内には完成にメドをつけていくつもり、と西岡市長は、自信をもって表明しています。


新築となった片上小体育館
備前病院建て替え。新年度から本腰

伊里地区に認定こども園建設
 伊里地区の幼保一元化施設。認定こども園については、既に伊里小学校跡の解体工事を終えて、土地造成後、新年度には完成、開園にこぎつける予定です。
 岡山県内でも、少ない、認定こども園への期待は高まっていますが、財政厳しい中での新施設。少子化対策として西岡市政の目玉施策。次年度には吉永病院跡地へ、伊部地区でも、認定こども園が計画されています。