一時凍結・大混乱
国への信用ガタ落ち
◆補助金返還要求も……補助事業影響必至 ……

 備前市が平成26年度完成をめざしている日生大橋(仮称)の架橋工事を一時ストップさせ、あわよくば"まぼろしの橋"にしようとする動きが、一部の地域エゴイストの手によって進められ、市長選挙の道具に使われています。

 架橋計画は旧日生町時代から十数年かけ、町の一大事業として、国に認められたもので、合併協定締結の三大約束(旧備前市の下水道約三百億円、旧吉永町の雨水ポンプ場約十四億円、日生架橋七十九億円)の一つ。頭島、鹿久居島島民関係者たちの永年の。"夢の橋""生命・生活の橋"。完成へあとわずか五年に迫ってきた時点で対立候補者たちが、備前市の借金がまるで架橋が原因であるかのような錯覚に陥れようとするキャンペーンを展開。

 住民をあざむき、凍結即ストップとなってしまい、その後の市政を人混乱させようとしています。"備前市はひとつ""一体化。融和″という、スローガンとは、裏腹に、新しく仲間に入った日生町や吉永町民の神経を逆撫でする作戦に出ています。

 酉岡のりやす市長は「架橋は市議会で絶対多数で承認され、国の認可を受け、粛々と進めている継続事業。いずれ完成のあかつきには、備前市の財産として、鹿久居島振興、観光名所として備前市民のみならず、多くの利用者から喜ばれるものとなります」と胸を張って、架橋完成に全力を尽くすことを改めて誓っています。

備前市の借金は約500億円。その半分は下水道。そのうち65%は旧備前市分。
これから5年間で36億円(備前30億円、三石6億円)が投じられます。
架橋に使われている借金は6.9%の34億円(2〜3割が市負担)です。
借金の半分下水道250億円