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過去ブログ(2011年) |
2011年11月27日
11月24日、アスベスト被害の報道で2008年に新聞協会賞を受賞された毎日新聞大阪本社編集委員の大島秀利氏に来ていただき、労災保険と労災隠しについて講義(講演)をしていただきました。
大学教員になってから、労災隠しについて、いつか授業で取り上げたいと思いながら、不勉強のため無為に14年がたってしまいました。ところが最近、大島氏の『なくせ!
労災隠し』アットワークス社(2004年)が、具体的な事例にもとづきながら、労災隠しの実態とそれを生み出す労災保険制度の問題点をわかりやすく説明していることを知りました。そこでさっそく、大島氏に講義をお願いしたところ、快くお引き受けいただき、今回の講義が実現しました。お忙しい中、講義をお引き受けいただいた大島氏にお礼申し上げます。
大島秀利氏は今年、岩波書店から『アスベスト-広がる被害』(2011年)も出版されています。大島氏は、日本におけるアスベスト被害と被害救済の動きを、欧米と対比して、詳しくそれでいてわかりやすく説明されています。アスベスト問題に関心のある人、企業には絶対必読の書です。
2011年4月3日
東日本大震災では、本学の学生も多数、被災されました。
被災されたすべての方に心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の一日も早い復興を願ってやみません。
2011年2月10日
大学での事務作業に取られる時間が多く、ここの更新が季刊のようになっています: )。
ところで1月16日に、『ルポ 最底辺 不安定就労と野宿者』ちくま書房(2007年)や『貧困を考えよう』岩波ジュニア新書(2009年)の著書で有名な生田武志氏にゲストスピーカーとして講義(講演)をしていただきました。
釜ケ崎で長年、野宿者の支援活動をおこなってきた生田氏の話は実にリアルで、思わず話に引き込まれました。話の内容は、生田氏が今後の著作などで明らかにしていかれる部分も多いと思うので、ここには書きませんが、個人的には、子供たちの夜回りの話に強く心を打たれ、また大変救われた気持ちになりました。強い感銘を受けた講義でした。
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