国際フォーラム1999/3月号インターネット版

主な記事を紹介します。

国際ふぉ〜らむ 1999.3.17発行

1.アンカラ通信(No.2)

2.ドリアン


トルコ留学中の村上育子さんからのアンカラ通信第2弾です

アンカラ通信(No.2) 

ANKARA

 申し訳ありません。ただいま編集中もう少しお待ちください。


ドリアン

ドリアン  皆さんはドリアンというくだものをご存じだろうか。「果物の王様」とまで言われる果物である。熱帯地方の不思議な果物の一つで、日本で買うと1万円位する高級果物である。ではどこが果物の王様なのか。まずもってこれほど「果物」のイメージを完全に打ち砕いてくれる果物はなかろう。みずみずしいとかさわやかなどという果物にありがちな形容は全く当てはまらない果肉。また固くてとげとげしい頑丈な殻に覆われているその風体も果物のイメージには程遠い。そして決定的な特徴、それは匂い。人によっては生ゴミの様なとまで形容するその強烈な匂い。この匂いのためにシンガポ−ルでは地下鉄に持ち込み禁止。日本に持って帰ろうとしたら飛行機に乗れない(こともある)。この匂いのために食わず嫌いの人もいるが、機会があれば是非味わってもらいたい。独特のまったりとした甘さが多くの人をとりこにしているのも事実なのだ。初めこそ抵抗があるかも知れない。しかし繰り返して口にすれば、必ずやとりこになるに違いない。ただし間違っても時期を誤ってはいけない。早ければ固いバナナのような味、遅ければそれこそ生ごみの様な味になってしまう。程よく熟し、まさに食べ頃のものであれば、なるほど果物の王様だと実感できるはずである。タイでは「女房を質に入れても食べる」というほどである。こうして多くの人を盲信者にして従えてしまうので、果物の「王様」と呼ばれるのであろうか。

     注)甘いものがまるでだめという人にはおすすめできない。
       覚醒作用があるとも言われており、酒類と一緒に食べてはいけない。

by Love1


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